ここ数年人気のあるギャッベ

ここ数年人気のあるインテリアファブリックの一つとして、ギャッベがあります。遊牧民や麦の穂など自然をモチーフにした図柄があしらってあるイランの遊牧民による草木染めのざっくりした毛足の長い絨毯や、玄関マット、ダイニングの椅子に敷く座布団など、様々な商品を手作りしています。キリムと呼ぶ人もいる様ですが、個人的にはそれよりも図柄がもっと小さくて繊細で、絵柄ひとつひとつに意味を成しているとても興味深い民芸品のひとつだと感じています。なんでもブームになれば飛びつく傾向にある日本人ですが、そもそもイラン人の古くから伝わる伝統工芸品の一つです。でもどこかしら素朴で、ほっこりしていて、今の日本でブームな北欧家具と組み合わせると、とてもしっくりきます。北欧家具が無駄をそぎ落としたシンプルさ故に、ギャッベの独特の色合いが協調され、オシャレに見えるのでしょう。

ギャッベという絨毯について

ギャッベとは、イランの南西部の遊牧民族の手による、手織り絨毯のことです。ペルシャ語で、目が粗く毛足の長い絨毯のことを意味します。遊牧民と共に生活をする羊の上質な毛を刈り取って、一つ一つ丁寧に手で紡ぎ、染め上げて織られます。ギャッベには様々な特徴がありますが、その一つは、上質の天然ウール100%を素材とする絨毯なので、敏感肌やアレルギーの場合にも安心して使えることです。子供のいる家庭での使用にも安全で適しています。次に、手入れがしやすいことです。上質な羊の油が絨毯に染み込んでおり、それが汚れをはじくので、掃除機だけで十分な手入れが可能です。また、ギャッベは土足で使われるのが通常の絨毯のため、高い耐久性を持っており、複数の世代で使い続けられるほど長持ちをさせることもできます。保温性と通気性の両方に優れているので、一年を通して使い続けることができます。

ギャッベに関する特徴

ギャッベとは、南ペルシア(イランにある高原南西部)における遊牧民族によって織り続けられている手織りによる絨毯の事を指しています。そして、高地において遊牧民と共に生活をされている羊の上質な純毛について刈り取りながら、手で紡いで、大地の恵みによって染め上げて、一点一点丹精込めた上で織られている為、何十年と使い込んでいくことによって表情豊かに変化をしながら、味わい深く成長していくでしょう。そして、一度見ると誰もが心を奪われてしまい、色鮮やかである草木染め色合いや艶感、遊牧民による感性豊かなデザインや上質ウールから生まれている驚くほどに柔らかい触り心地や気持ちよさ、しかも、一点モノといった世界に一枚しかないような価値、それがギャッベとなっています。また、これらに関してはイランの遊牧民による母から娘へと受け継がれていく伝統的な織物となっています。また、小さい頃からこれらの上で育ちながら、結婚の折に関しては3枚のギャッベを織り上げて嫁入りするようになっています。